仕事をすることで夢を叶えることはできるか?
Youtubeが大規模にYoutuberを新規に募集するときに打ち出した広告が「好きなことで生きていく」というキャッチフレーズでした。
このフレーズは既に知名度を得ていたYoutuberだけでなく、閲覧者達の心をぐっとつかみあたかもYoutuber的な仕事をしていくことがこれからの若者のあるべき道といったようなイメージを作り出しました。
そうした「好きなことで生きていく」という姿勢は決して間違った考えではなく、現在多くの仕事をしている人が共通して持っていることではあるのですが、同時に「嫌なことをするのは仕事として間違っている」というような間違った認識を与えることにもなってしまいました。
自分のやりたいことを目標に掲げそこに進んでいくのが仕事
「やりたいことを仕事にする」「やりたくないことでも仕事だからやらなくてはいけない」という二つの認識はどちらも間違いではありません。
問題はどちらか一方だけを仕事だと思い込んでしまうことです。
仮に好きなことで行きていけることをうたうYoutuberであっても、例えば画像の編集や必要な機材の購入などはしなくてはいけませんし、表には見えないような雑用を山程こなさなければいけないことでしょう。
将来何かやりたいことがあるという人は、今すぐにそれができるかどうかということではなく将来的にどういった方向に進めばそれができるようになるかということをしっかり考えそこから仕事を選んでいくということが必要になります。
そのためには短絡的な目の前の仕事にだけ注目をするのではなく、将来的なプランを意識した仕事をしていくという姿勢が大切になってきます。
ライフプランニングの方法としてよくある、5年後10年後の自分の理想の姿をノートに記載していくという方法も自分の将来についての目標を明確にしていくことができるという意味でおすすめできます。
どうせ夢だとあっさり諦めるのではなく、具体的にそれを叶えるためには今何をすべきかということを考えて真剣に取り組んでいってください。