No.31 データ・エンジニア【アメリカで人気な職業】

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データベース関連の技術者の総称

データベースの設計や構築あるいは運用や管理を担当する技術者を総合して呼びます。
企業で情報システムをスムーズに運用する為に一連の業務やスタッフは必要不可欠ですが、データベース関連製品を専門に扱うエキスパートの技術者は少数で、近年市場価値もアップしており、高収入が見込めます。
ここではオラクルやMS:SQL Server等を専門に扱うエキスパートのエンジニアの転職やキャリアアップを目指す方に役立てるよう業務の内容や収入を紹介します。

データベースエンジニアの業務内容

近年はIT技術の活用がビジネスにおいて重要な時代に突入し、各企業はネット上の情報ベスト活用が必須となっています。
ネット上の膨大な情報活用に不可欠なものがデータベースで、これは情報の大きな倉庫で、いつでも必要な情報が取り出せるように整理・管理されていなければ意味がありません。

このデータベースに情報を保存・整理し、必要に応じすぐに抽出が可能なようにシステムを設計・構築・運用・管理するのが、データベースエンジニアが担っている仕事です。
近年は、ビッグデータが大きく企業経営者の注目を受ける様に、大量の情報を管理し、集めた情報を企業の経営戦略に生かす技術を持った人材が必要とされます。

データベースエンジニアのアピールポイントは、どんな種類の情報を集め、どう分析して、企業戦略に活用できるかを企業と共に考え、提案する企画力で、データベースエンジニアの活躍フィールドはますます広がっていくことでしょう。

大きく3タイプに分けられるデータベースエンジニア

データベースエンジニアと一言で言っても仕事の内容は多岐にわたるのですが、主に担当する仕事の内容別に大きく3つのタイプに分ける事が可能です。
なお、求められる技術は3つのタイプごとに異なります。

1.データベースの開発・設計担当
オラクルやマイクロソフトSQL Server等のデータベース製品のエキスパートで、その企業に最適なデータベースを開発・設計する技術者を指します。

2.データベース管理担当
開発者が構築したシステムがスムーズに動作するようにサーバ周辺基盤を管理し、情報を長期間に渡り保持出来るようサーバの最適化や効率の最適化を担当します。

3.データベース運用担当
実働中のデータベースを運用し、情報へのアクセス権を適切に管理する安全面のルール設計、情報消失を防ぐバックアップなどを担当します。

データベースエンジニアの収入状況

それぞれの技術者のスキルの違いで異なるのですが、30才代での平均収入は年に500万円程度が一般的と言われます。
資格としてはオラクル社のオラクル・マスターやマイクロソフトのMCP、または国家資格があります。
これらの資格を有している場合は、企業で収入面の優遇も期待できますので転職やキャリアアップを目指す際はこれらの資格取得を目指します。

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