マーケティング職が女性に人気のある理由
女性の社会進出が進んだことで、最も女性割合が増えたと言ってもよいのが営業・マーケティング職です。
営業の仕事はどのような業界にも必ず存在する職種であることから、一つの業界で習得したノウハウが転職後にも活かすことができるというのが魅力となっています。
一方、マーケティングの仕事はその企業の業態にもよりますが、営業と近い位置にあり、その企業の販売戦略を立てていく役割をします。
営業・マーケティング職で女性の進出が進んでいる理由として考えられるのが、きめ細かいフォローやコミュニケーションが必要になる場面が多いことです。
営業という仕事は、自社製品を顧客や見込み顧客に対して売り込みをしていくことですが、この時にはどのように自社製品が優れているかについて丁寧に説明をしなければいけません。
また、製品によってはその後のアフターフォローも重要になってきますし、そうした小さな努力を積み重ねていくことにより、大きな契約をしていくことができます。
これまで営業というのは男性が主役の体育会系的なノリの仕事と思われてきましたが、現在はよりテクニカルな部分で販売ルートを開拓することができるかということが問題になる時代です。
女性らしい能力を活かすチャンスが広がったといえるでしょう。
仕事内容
具体的な営業・マーケティングの仕事は、顧客に対して商品やサービスを提案し、引き換えとして代金を回収することです。
似た仕事として「販売」「営業」「マーケティング」という三種類があります。
小さな企業ではこの3つを合わせて「営業」ということもありますが、細かく分類をすると「販売」は実際に顧客に売買をしてもらうことで、「営業」は購入のため売り込みをすること、「マーケティング」はこれから買ってくれる顧客やサービスを開拓することを指します。
営業部門はどのような企業でも利益を生み出す基幹部分の職種となっており、優秀な営業なくしてはどんなに優れた製品を製造していても大きな利益につながりません。
やりがい
営業・マーケティング職の一番の魅力は、自分の仕事が数字としてそのまま現れることです。
企業活動においてはそれぞれの営業社員に担当顧客を割り振り、そこで月間~年間どれくらいの売上があったかということを公表します。
他の職種と比べてはっきりと数値として自分の仕事の結果が現れるので、自分の実力次第でどんどんキャアリアを伸ばしたいと考える人にとっては、とてもありがたい環境といえるでしょう。
また、大きな契約になると他の社内のチームや社外の取引先と一緒に、一つのプロジェクトを作ることもよくあります。
そのプロジェクトでも中心的な役割をしていくことになるのがマーケティング職なので、そこもやりがいの一つでしょう。