No.6 警察官

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世界的に男の子の人気職業

警察官は、世界的に見ても必ずといってよいほど男の子が将来なりたい職業として登場してくる人気の職種となっています。
小さな男の子は強い人や大きなものに憧れる傾向がありますから、幼心に市民を守る存在の警察官は憧れの仕事なのでしょう。
諸外国においては同様に「軍人」も人気の職種となっているのですが、日本においては軍隊はありませんので警察官が最も身近な平和を守るための仕事をする人ということになります。

しかしかつてはなりたい仕事として上位ランク3位までには入っていた警察官でしたが、ここ数年の傾向を見ると徐々に順位を下げてきている傾向にあります。
将来の夢については、ベネッセ・コーポレーションや第一生命など複数の企業がアンケートをとっているので結果は必ずしも一致してはいないのですが、全体的にここ最近では警察官は順位を下げてきているようです。

それでも必ず10位までには顔を出す職業であるので、今後も憧れる職業として存在していくのではないかと思われます。

災害がきっかけになって決心する例もあります

子供たちが警察官を目指す理由の1つに、2011年の震災の影響があるといいます。
それ以前からも警察官は人気はありましたが、なりたいと考える理由として挙げられたのが「人の命を助けたい」というような項目が多く見られるようになっています。

それ以前の理由としては、テレビでたびたび登場してきた刑事物のドラマの影響が大きかったのですが、そうしたメディアの影響よりも実際に働いている警察官の姿を目にしたことでより具体的に将来の夢として描きやすくなったということかもしれません。

一方で親の側からみた「就いてほしい職業」にも警察官はランクインしています。
上位というわけではありませんがだいたいトップ10くらいまでには入ってきているので、他の職種よりも希望されやすいというふうに見ることができます。

警察官は公務員となりますから、そのあたりの安定性も親からしてみると子供についてほしい職種として上がる理由なのかもしれません。

実際に警察官になるには

警察官になるには、まずは警察官の採用試験に合格しなくてはいけません。
警察官採用試験は各都道府県の人事委員会が毎年行っており、それぞれ教養試験としての筆記試験と論文試験、それにくわえて適性検査を行います。

試験の前にはエントリーシートとして、過去の格闘技経験や語学能力などを提出することとなっており、そうした特別な技能のある人は試験のときに加点要素とされることもあります。

ただし警察官は体を使って市民の平和を守る仕事ですから、健康であることなどが第一の条件となってきます。
男性・女性とも採用されるためには身長や視力など一定の条件をクリアしていなければいけないこととなっています。

採用試験に合格をしたら、そのあとに警察学校という専門の養成所にはいり、そこから各警察署に配属をされていくことになります。

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