林修さんに学ぶ人生の岐路の選び方
「いつやるか?今でしょ」という言葉で一躍大人気となったのが塾講師の林修さんです。
突然有名になった人というイメージもありますが、実は林修さんは有名中高から東大に進学し就職をしたもののその後何度も転職をするという経験をしています。
一時は転職をした会社に長く勤めることができずにどん底を味わったという経験もあるそうで、そこから現在の天職である塾講師にたどり着くまでには長い時間と経験が必要であったといいます。
林修さんが就業以来ずっと考えていたということの中に「失敗をする勇気を持つ」ということがあるといいます。
現在の日本では、一旦レールを外れてしまうとそこから元のルートに戻ることが難しく、排他的な扱いを受けてしましずっと安定的な仕事ができなくなってしまうという考えがあります。
そのためかなり若い世代でも「失敗をしてはいけない」「余計なことをして目立ってはいけない」という気持が根強く植え付けられてしまいそれが自分自身の人生を生きづらくしてしまっているという側面があります。
本当に一般的なルートを外れたらそこでおしまいなのか?
林修さんは日本でも有数の進学校に進み、さらに東大に合格をするという世間的に羨まれるようなルートを進んでいるわけですが、それでも就職してから自分の道に迷ってしまったということを聞くと必ずしも学歴が将来の安定をもたらすわけではないということがわかります。
確かに学歴が高い方がより多くの企業の採用を受けることができますし、選べる仕事の種類も増えるということは確実です。
ですがそうした一流大学出身者のみが進学できる仕事だからといって一生やりがいをもって仕事をできるというわけではなく、そこで起こる迷いもあります。
一方で学歴に関係なく仕事を選んだり新たなサービスを創立したりするという意欲的な起業者もおり、一概に学歴だけでその後の人生の全てが決まるというわけではなかったりします。
現在就いている仕事に疑問を持っているという人や自分の中に別の可能性を感じているという人は、今失敗をするとそこで人生が終わりになるとは思わずそこから思った方向に踏み出してみるということが勧められます。