ただの夢ではなく現実でも需要が高い「保育士」
子供たちからは「保育園の先生」として呼ばれ親しまれているのがこの保育士という仕事です。
自分が小さいときに両親かそれ以上の存在として自分の面倒を見てくれた先生の存在は、その後何年もあとまで心の中に残り続けていくものです。
毎日子供たちと触れ合いながら、一緒に遊んだり生活をしていくという仕事は子供心にもとても楽しそうに感じられますね。
保育士は、小中学校を対象にした将来の夢についての調査で毎回2～4位にランクインしてくる人気の職業です。
「子供のことが大好きだから」とか、「小さいころにお世話になった保育士の先生にあこがれて」などの理由が多いみたいです。
ただ他の人気職業である「歌手・アイドル」や「お菓子屋さん」などと少し違うのが、実際に職業としての需要が大変高く、ぜひ多くの人にその道に進んでいってもらいたいと思われているということです。
実は国際的な展開も見られています
保育士というと、自分の生まれ育った地域で地元密着型の仕事をしていくものというイメージがあります。
ですがここ最近では、国際的な活躍をする保育士さんも多く登場してきています。
発展途上国へのボランティア活動においても、子供の世話をする保育士業務はかなり重要な位置を占めており、今後は公的支援とは別に民間企業の活動の一環として保育士が派遣されていくという動きが加速していくことが予想されています。
国内だけみても、待機児童の問題など保育士の人材が決定的に不足していることははっきりとわかっているので、資格取得後にはかなりの分野から就職先を選ぶことができるようになっています。
求人サイトや求人の数も充実しているので、スキル次第では就職先にも多くの選択肢が望めます。
タウンワークやIndeedのような大手求人サイトよりも保育の求人に特化した、専門求人サイトの方が、サポート情報が入っていたり、条件を細かく絞れたりするのでおすすめします。
ぜひ資格を取得して夢を一生の仕事に
保育士になるためには、まずは国家試験をクリアして保育士免許の交付を受けなくてはいけません。
ですが、一度取得をしてしまえばほとんどの場合永久的なものとして有効なので、専門的な職種として広く活躍をしていくことができます。
お給料が低いとか子供が言うことを聞いてくれないなどの理想と現実のギャップは感じることがあったとしても、この保育士という職種は子供のころの夢を実際の仕事として実現しやすい数少ない仕事なのです。